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子ども達の言葉で気付かされたこと

雑記

「子ども達の言葉で気付かされたこと」というタイトルで、友人が文章を書いてくれましたので紹介します。

※友人に利用の許諾を得ています。

【子ども達の言葉で気付かされたこと】

気を付けてくれた周りの人に感謝

車の運転が大好きだ。ドライブや買い物で1年間に1万km超、車で走っている。

それだけ車を使っていると、時々、「危ない!」と思うこともある。それでも事故を起こさず、長年ゴールド免許だ。

ある時、息子に自慢した。「たまに、ぶつかりそうになっても、ギリギリセーフだったりして。お母さんって運がいいよね。神様に感謝しなくちゃ。」

すると、息子は意外な返事をした。

「そうか~?運がいいというより、人が気を付けてくれてるんじゃないかな?神様とか、運に感謝、じゃないと思うけど。」

息子の返事に、一瞬、「え?」と思ったが、そういえばそうだ。「神様」に感謝ではなく、周りで気を付けてくれている「人」に感謝するべきかも。事故のないよう、みんなで配慮しながら運転をしていると思うので。

「ギリギリセーフ!」なんて思っていたのは、周りの人がスピードを調節してくれていたのかもしれない。

『私の考えは間違っていたのかも。』と気付かされた言葉だった。

世の中には理不尽なことがある

大型のショッピングセンターへ開店時間に行ったら、ドアが半開きの状態だった。身体が通るか通らないか、といった感じである。周りには誰もいない。

ドアを開けようとしてみたら、「グーン」という電気が通るような音がしてドアが閉まった。慌てて腕を引っ込めたので、ドアに挟まれることはなかったが、どこかにぶつけて赤アザができた。ドアの力がどれくらいかわからないが、もし腕を挟まれていたら腕が切れたかも。ゾッとした。

その後ちゃんとドアが開いたので、店の中の警備員に、このことを話した。警備員は不愛想に私の話を聞いて、「連絡しときました。」と言った。

いい加減な気がしたのでサービスカウンターの人にも話した。すると、設備関係の人が2人呼ばれてきた。私はドアの場所まで行って、時間や状況を話した。

私は、「危ないですよ。ほら、アザができてしまいましたよ。」と見せていた。

設備関係の人は、「すみません。」とか「大丈夫ですか?」とか丁寧に謝られた。

しかし、せっかく危険な所を知らせてあげたのだし、痛い思いもしたので、補償はないのかと私は思った。小さなアザ1つなので、タオル1つの粗品程度でも、と思ったのだ。

「アザができたんですけど・・・」と最後にもう一度言うと、私の言っている意味がわかったようで、

「もし医者に行かれるのなら、治療費を払いますよ。」と名刺をくれた。「連絡してください。」とのこと。

私は、「こんな小さなアザで、医者になんか行きませんよ。」と笑って言った。

「そうですか。すみません。」と設備関係の人たちは頭を下げた。

そのことを、家に帰って娘に話すと、「お母さん、粗品が欲しかったの?」と娘は聞いた。

私は、「別に。だけど、危険な場所を教えてあげたのにー。もし教えてあげなかったら他の客が怪我したかもしれないし。私は腕にアザができたのにー。」と答えた。

娘は、「設備関係の人が都合よく粗品を持っているとは限らないよ。それにもし、火事を見つけて教えたら、何かもらえると思う?」と言った。

私は、『それもそうだ。』と考え込んでいた。それでも頭の中はまだスッキリしない。

そこで娘は極めつけの言葉を言った。

「お母さん、世の中には理不尽なことってあるんだよ。」

娘のその言葉に、『ああそうかー。』と頭がスッキリした。粗品のことなど、頭からパッと消えた。

世の中には理不尽なことがある。自分が悪くないのに交通事故で死んだり、通り魔事件に巻き込まれたり、戦争もそうかもしれない。

まとめ

子ども達の言葉のおかげで、気付かされることがある。子ども達の成長が嬉しいが、私もまだまだ頑張れ!!

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