ひざが痛くなったため、2021年7月~10月頃まで食事制限によるダイエットを行い、約8kg減量することができました。
ダイエットをして感じたメリット・デメリットについて、2021年12月時点の日記として記録しておきます。
食事制限ダイエットの方法
私が行った食事制限ダイエットの方法は、食事回数・食事量を減らすだけというものです。
より詳細には、
- 1日0~2食にする(0食の時は水分補給のみ。0食の日は連続させず、月に2回程にする。)
- 1日の食事量を少なくする
- お菓子を減らす
- 飲み物は水にする
- 栄養に気を付ける
という内容です。
メリット
食事制限ダイエットをして感じたメリットは以下のとおりです。
- ひざが痛くなくなった
- 太りにくくなった
- 「痩せた」と言われる
ひざが痛くなくなった
ダイエット前は、歩くとひざが痛くなる状態が続いていました。そのため、はやく歩くことも走ることもできませんでした。
7月~10月頃のダイエットにより、体重は約8kg落とすことができました。2021年12月現在では、ひざは痛くなくなり、はやく歩くことも走ることもできるようになっています。
なおひざの痛みは、ダイエットをはじめてから約1カ月後の、体重が約2kg軽くなった時点で治っていました。ダイエットには後述するデメリットがあるため、本来ならここでダイエットをやめるべきでした。
ひざが痛くなった原因について考察
私のダイエット前のBMI(肥満や低体重の判定に使われる値)は約20の「普通体重」であり、標準体重(BMIが22の時の体重)よりも約5kg軽い状態でした。このため、ひざが痛くなった原因は肥満ではないと思われます。しかし、体重が1kg減少するとひざの負担が約3kgも減少するとも言われているため、歩くのも辛かった私はダイエットをしてみることにしました。
実際、2021年7月頃にひざが痛くなった時は、空腹時に歩く時と満腹時に歩く時で比較すると、空腹時に歩く時の方がひざが痛くなる確率は減っていました。
しかし、必ずしも「体重の減少によってひざが痛くなくなった」とは言い切れません。私には原因不明でひざが痛くなった経験が複数回あるからです。小学生や中学生の時にもひざが痛くなったのですが、何もしなくても約1カ月で治ったので、今回もダイエットをしなくても治っていた可能性があります。
BMIとは?
BMIとは、Body Mass Indexの略で、「体格指数」や「ボディマス指数」と呼ばれることもあります。BMIは以下の式で算出され、肥満や低体重(やせ)の判定に用いられます。
BMI = 体重(kg) ÷ [身長(m)×身長(m)]
肥満や低体重(やせ)の判定基準は国によって異なりますが、日本肥満学会の判定基準はだいたい以下のとおりです。
BMI | 判定結果 |
18.5未満 | 低体重(やせ) |
18.5~25未満 | 普通体重 |
25以上 | 肥満 |
最も病気になりにくい体重(標準体重)は、 BMIが22の時とされています。
また、BMIが25以上の「肥満」になると、生活習慣病のリスクが高くなります。
太りにくくなった
ダイエットをしたことで、あまり食べなくてもお腹が空きにくくなりました。そのため、太りにくくなったと言えます。
「痩せた」と言われる
自分では体重の減少とお腹周り(腹囲)の減少でしか痩せたという自覚は持てなかったのですが、家族や友人から「痩せた」と言われるようになりました。
「太ったね」と言われるよりは「痩せたね」と言われる方が嬉しいですね。
デメリット
食事制限ダイエットをして感じたデメリットは以下のとおりです。
- 耳管開放症になった
- 好きなものを好きなだけ食べられなくなった
- 低体温になった
耳管開放症になった
ダイエットを続けた結果、耳管開放症になりました。症状、原因と経過は以下のとおりです。
症状
耳管開放症になって、自分の呼吸音が響いて聞こえる・自分の声が二重に聞こえる・耳が詰まった感じがする等の症状が現れるようになりました。高山に行って耳が詰まった状態、あるいは耳に水が入った状態と同じような感覚になると説明するとわかりやすいかもしれません。
前向きにかがんだり、おじぎをしたりすると症状はおさまりますので、立つと高山にいる(耳が詰まった)状態、頭を低くすれば下山した(耳の詰まりが治る)状態になっていました。(なお私の場合は顔の筋肉を動かすだけでも症状はおさまりました。)
しかし一度症状がおさまっても、すぐに症状が現れて、耳管開放症の不快な症状に1時間程継続して悩まされたこともあります。
私の場合は風呂上りに特に症状が現れやすく、座った状態よりも立った状態の方が症状が現れやすいといった傾向がありました。なお、座った状態でも急に症状が現れることがあります。
原因と経過
7月~10月頃のダイエットにより体重を約8kg落とした結果、BMIが約17 の「低体重(やせ)」となり、標準体重(BMIが22の時の体重)よりも約13kgも軽い状態となりました。
体重が減少しすぎた結果、耳管の周囲を圧迫していた脂肪組織が減少し、耳管が開きやすくなって耳管開放症になってしまったのだと思われます。
10月頃に耳管開放症になってからは1日0食はやめて、少しずつダイエットの条件を緩くしていっています。そのおかげか、2021年12月時点では、耳管開放症の症状が現れる頻度が減り、症状の程度も軽くなったように感じています。
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好きなものを好きなだけ食べられなくなった
減量後は、ダイエット前と同じ量を食べようとすると、腹痛・頭痛・吐き気などの症状が現れて食べることができなくなりました。
太りにくくなったと言えば聞こえは良いですが、好きなものを好きなだけ食べられる楽しみが減ったとも言えます。
(ダイエット前は食べ放題のお店で好きなものを全種類食べることができたのに、現在では全種類食べることができなくなってしまって悲しい。)
低体温になった
ダイエット前の体温は36℃台であったのに、ダイエット後は35℃台になりました。 低体温による目立った不調は現在ありませんが、体温の低下により代謝や免疫力などが低下すると言われています。今後は筋肉をつけて低体温と低体重を改善していきたいと考えています。
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