※ 当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。商品・サービス等の外部リンクにはプロモーションが含まれている場合があります。

粉末緑茶(粉末茶)のメリットとデメリット

食材関係

「緑茶」と呼ばれるお茶には、「煎茶(せんちゃ)」・「抹茶(まっちゃ)」・「ほうじ茶」などがありますが、一般的に「緑茶」と言えば、「煎茶(せんちゃ)」を思い浮かべる人が多いと思います。

「粉末緑茶」とは、基本的には「煎茶」の茶葉を「粉末」状に加工したもので、「粉末茶」とも呼ばれています。

今回は、粉末緑茶(粉末茶)のメリットとデメリットについて解説します。

粉末緑茶とは

粉末緑茶は、お湯や水に溶かすだけで簡単に緑茶をつくることができる、便利な商品です。回転寿司でもよく見かけますね。

粉末緑茶には、急須などの道具を用意する必要がない・茶殻が出ないなどのメリットがあります。

なお、粉末緑茶と似たような見た目や名前の商品として、「抹茶」や「粉茶」があります。

抹茶は、「煎茶」ではなく「碾茶(てんちゃ)」を粉末にしたものですので、粉末緑茶とは栄養成分が異なります。

粉茶は、粉末緑茶より茶葉の粉が大きいため水に溶けず、茶殻が出ます。

購入の際は間違えないように注意しましょう。

粉末緑茶のメリット

粉末緑茶には、以下のようなメリットがあります。

  • 手軽に緑茶をつくることができる
  • 健康に良い成分を多く摂れる
  • アレンジしやすい

手軽に緑茶をつくることができる

粉末緑茶なら、急須を使う緑茶よりも、お手軽に緑茶をつくることができます。

コップに粉末緑茶を入れ、お湯か水を注いで、かき混ぜて溶かすだけで完成です。

急須などの茶器を用意する必要もなく、茶殻も出ないため、準備や後片付けに時間や労力がかかりません。忙しい人や急須などの茶器を持っていない人にオススメです。

健康に良い成分を多く摂れる

緑茶の茶葉には、健康に良い成分が豊富に含まれています。しかしお湯に溶けにくい成分が多いため、急須で緑茶をつくる場合、ほとんどの栄養成分は茶殻に残ってしまい廃棄することになってしまいます。

対して粉末緑茶は、煎茶の茶葉を粉状にしたものですので、茶葉の栄養を丸ごと摂取することができます。お湯や水に溶けない成分であるビタミンE・β-カロテン・食物繊維なども摂取することができるので、茶葉の栄養をしっかりと摂りたい人にオススメです。

アレンジしやすい

粉末緑茶は普通の緑茶として飲むだけでなく、料理・スイーツ・ドリンクの材料としても使用できます。色々な食べ物・飲み物に混ぜるだけで、手軽にアレンジを楽しむことができます。

個人的には、粉末緑茶を牛乳に溶かしてつくる抹茶風のラテがオススメです。

粉末緑茶のデメリット

粉末緑茶には、以下のようなデメリットがあります。

  • 劣化しやすい
  • 沈殿しやすい
  • 過剰摂取は体に悪い

劣化しやすい

茶葉は、光(紫外線)・空気(酸素)・水(濡れ・湿度)・熱(温度)などが原因で劣化します。茶葉が劣化すると、風味が落ち、栄養成分も薄れてしまいます。

粉末緑茶は粉末状に加工されているので、普通の茶葉よりも表面積が大きくなり、より光・空気・水・熱の影響を受けやすくなって劣化しやすくなります。

他にも粉末緑茶は粉末状になっているために、香りが飛びやすく、ダニが発生することがあるなどのデメリットがあります。

そのため粉末緑茶は、アルミ製の密封容器などに入れてから冷暗所に保存するなど、劣化を防ぐための対策をする必要があります。

沈殿しやすい

粉末緑茶はお湯や水に一度溶かしても、沈殿しやすいため、飲むたびにかき混ぜないと容器の底の方だけ濃くなってしまいます。

飲む前に毎回、かき混ぜる・容器を振るなどして、濃度が均等になるようにすると良いでしょう。

過剰摂取は体に悪い

どんなに健康に良い飲食物でも、過剰摂取は体に悪い影響を与えます。

粉末緑茶は、普通の緑茶と比較して、茶葉に含まれている栄養を多く摂取できます。しかしその栄養も、過剰摂取や体質などによっては毒となってしまいます。

例えばカテキンには抗酸化作用・抗菌作用などの健康効果がありますが、過剰摂取は貧血や便秘などの原因になることもあります。

またカフェインには、覚醒作用・利尿作用などがありますが、過剰摂取は睡眠障害や頭痛などの原因になることがあります。他にも、カフェインは子どもに悪い影響を与える可能性があるとも言われています。

緑茶を沢山飲むと色々な病気に対して効果があるとも言われていますが、お子さんや妊婦さん、個人の体質・持病・生活習慣などによっては逆効果になることもあります。

自分や家族にとって安全かどうか、安全な摂取量はどれくらいかなどを考慮して、摂取するようにしましょう。

関連記事

コメント