洗濯後の洗濯物に黒や茶色の小さなゴミ(黒カビ)が付くようになったので、酸素系洗濯槽クリーナーを使用して縦型の洗濯機(乾燥機能付き全自動洗濯機)を掃除しました。
私は酸素系洗濯槽クリーナー使用時に洗濯機の糸くずフィルター(ゴミ取りネット)は外さなかったので、クリーナー使用後は多くの黒い小さなゴミが糸くずフィルターに溜まってしまいました。
そこで、酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外さない場合と外す場合のメリットとデメリットについて考えてみました。
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外さなかった理由
今回、私が酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルター(ゴミ取りネット)を外さなかった理由は、以下のとおりです。
- 説明書に記載がなかった
- 糸くずフィルターも洗浄できると思った
説明書に記載がなかった
私が使用している「洗濯機」と、私が使用した「洗濯槽クリーナー」の両方の説明書には、クリーナー使用時に糸くずフィルターはどうするかについての記載がありませんでした。
そのため、いつも通り洗濯するように、ゴミを取り除いた状態の糸くずフィルターを洗濯機にセットしてから洗濯槽クリーナーを使用しました。
糸くずフィルターも洗浄できると思った
糸くずフィルターを洗濯機に付けたまま洗濯槽クリーナーを使用することで、糸くずフィルターも洗濯槽と同時に洗浄できると思っていました。
しかし結果は、糸くずフィルターに多くの黒カビがたまり、逆に糸くずフィルターを汚してしまうことになりました。
加えて、糸くずフィルターが付いていた洗濯槽の部分はきちんと洗浄ができていませんでした。
そのため洗濯槽クリーナーを使用した後は、糸くずフィルターと糸くずフィルターが付いていた洗濯槽の部分を歯ブラシやティッシュで別に掃除することになりました。
(私はその後、さらに塩素系洗濯槽クリーナーなどで掃除を行いました。)
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外さないメリット・デメリット
以上の経験から、糸くずフィルター(ゴミ取りネット)を外さずに酸素系洗濯槽クリーナー使用するメリットとデメリットとについて考えました。
デメリット
まず、デメリットについて記述します。
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外さないデメリットとしては、私の経験から以下の点が挙げられます。
- 糸くずフィルターに多くの黒カビが溜まる(糸くずフィルターが汚れる)
- 糸くずフィルターが付いていた洗濯槽の部分の汚れが落ちない
デメリットとしては他にも、「クリーナー使用後に糸くずフィルターを洗浄せずに普段の洗濯をしてしまうと、糸くずフィルターに残ったクリーナーが衣類を漂白してしまう」という点もあるそうです。
そのため、クリーナー使用後の糸くずフィルターは、そんなに汚れていなくても洗浄をした方が良いと考えられます。
メリット
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外さないメリットとしては、「洗濯機を詰まらせない」という点が考えられます。
洗濯機を詰まらせない
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外さない場合、糸くずフィルターにゴミ(黒カビ)が溜まります。
これは、酸素系洗濯槽クリーナーによって剥がれた大量のゴミが、洗濯機内部の隙間や排水溝などに流れていくのを防いでいるとも言えます。
つまり、糸くずフィルターを付けたままにすることは、洗濯機にゴミが詰まって故障になるのを防ぐというメリットがあると考えられます。
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外すメリット・デメリット
今度は、酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルター(ゴミ取りネット)を外すメリットとデメリットについて考えていきます。
メリット
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外すメリットは、以下のようなると考えられます。
- 糸くずフィルターが汚れない
- 糸くずフィルターが付いていた洗濯槽の部分の汚れも落とせる
糸くずフィルターが汚れない
洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外していると、洗濯槽クリーナーによって剥がれた黒カビが糸くずフィルターにたまることがないので、糸くずフィルターが汚れないというメリットがあります。
ただし、そもそも糸くずフィルターが汚れている場合は、洗濯槽とは別に洗浄する必要があります。
糸くずフィルターが付いていた洗濯槽の部分の汚れも落とせる
糸くずフィルターを外すと、糸くずフィルターが付いて隠れていた洗濯槽の部分の汚れもしっかり落とすことができると考えられます。
デメリット
糸くずフィルターを外した状態で酸素系洗濯槽クリーナーを使用する場合のデメリットとしては、以下の点が考えられます。
- ゴミを取り除く作業が必要
- 作業中は注意が必要
ゴミを取り除く作業が必要
糸くずフィルターを外してしまうと、酸素系洗濯槽クリーナーによって剥がれたゴミ(黒カビ)を取り除くことができなくなるので、洗濯機を詰まらせて故障させてしまう可能性があります。
こうならないために、クリーナーで汚れを剥がしたら排水する前までに、ゴミを取り除く作業が必要になるそうです。
ゴミを取り除くための作業手順は、以下のようになるようです。
- 洗濯槽に高水位まで水またはぬるま湯を入れてから酸素系洗濯槽クリーナーを加えてつけ置く(商品によって、つけ置き時間などの使用方法は異なります)
- つけ置いた後、洗濯槽に浮いているゴミがあれば、網などですくって取り除く
- 洗濯槽に沈んだゴミを浮かせるために、洗濯機を数分程回す(排水はしない)
- 水面に浮いてきたゴミを網などですくって取り除く
- 洗濯槽の中にゴミが見えなくなるまで手順の3~4を繰り返す
また、手順5の後は、糸くずフィルターをセットしてから残りの洗浄作業(洗いや脱水など)をすると良いという意見もありました。こうすることで、洗濯機が詰まるリスクを下げ、かつ、糸くずフィルターに汚れが溜まるのも最小限に抑えられると考えられます。
作業中は注意が必要
酸素系洗濯槽クリーナーは塩素系と比較しては肌や衣類に優しいと言われています。
しかし、酸素系洗濯槽クリーナーにも、「目に入ると危険」「衣類等に付着すると脱色することがある」などの色々な注意事項が記載されています。
酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルターを外すと、上述のゴミを取り除く作業が必要になるため、作業中はクリーナーが溶かされた水溶液に注意し続けなければいけないというデメリットがあると考えられます。
まとめ
以上、酸素系洗濯槽クリーナー使用時に糸くずフィルター(ゴミ取りネット)を外さない場合と外す場合のメリットとデメリットについて記述しました。
個人的には以下にように酸素系洗濯槽クリーナーを使用すればメリットを最大限にできそうに感じましたが、時間や労力がかかるというデメリットも感じました。
- 酸素系洗濯槽クリーナーでつけ置きしている間は糸くずフィルターを外した状態にし、糸くずフィルターは別に洗浄する → 糸くずフィルターと、糸くずフィルターが付いていた洗濯槽の部分の汚れを落とすことができる
- 酸素系洗濯槽クリーナーでつけ置きした後に洗濯槽内のゴミを全て除去してから、糸くずフィルターを付けて残りの洗浄作業(洗いや脱水など)をする → 洗濯機を詰まらせず、糸くずフィルターの汚れも最小限にできる
- 洗濯槽クリーナーでの洗濯槽掃除終了後に、糸くずフィルターを洗浄する → 糸くずフィルターに溜まった小さなゴミや洗濯槽クリーナーの残留物を除去する
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